
SOUND STREET LIVE
〜新しい過去・懐かしい未来〜
サウンドストリート(通称「サンスト」)は、1978年11月23日から1987年3月20日までNHK-FMで放送された音楽番組です。毎週月〜金の22時台に放送され、当時の日本のポップスやロックを代表するミュージシャンや評論家がDJを務めました。坂本龍一、佐野元春、山下達郎、渋谷陽一、甲斐よしひろなどが出演し、国内外のまだメディアであまり流れなかったポップス・ロックを積極的に紹介し、若者に大きな影響を与えました。
番組はAMラジオ第1からFMに移動して開始され、独自の音楽セレクションとパーソナリティの個性で人気を博しました。特に坂本龍一の担当回ではアヴァンギャルドな音楽が多く流され、当時のリスナーに強い印象を残しました。また、リスナーからの録音テープを集めて保存するなど、放送音源の保存にも力を入れていました。「サウンドストリート」はNHK-FMの40周年と番組開始30周年を記念して2008年から一部音源が公式サイト「NHK青春ラジカセ」で無料公開され、2009年には「サウンドストリート・アーカイブス」も放送されました。佐野元春の副題「元春レイディオ・ショー」は2014年まで復活放送されるなど、長く愛され続けています。
元NHK音楽ディレクター&プロデューサーであり、「サウンドストリート」や「みんなのうた」の生みの親でもある湊剛が令和の時代にあった新しい「サウンドストリート」の形として、音楽番組とライブを組み合わせ、新旧がシナジーを発揮し新しい音楽の境地を見出すため、「懐かしい未来・新しい過去」をテーマに、SOUND STREET LIVEをローンチしました。

統括プロデューサー
Executive Producer
湊剛(Minato Takeshi)
さだまさし、矢野顕子、松任谷由美、上田正樹など無名時代からともに仕事をする。伝説の音楽ラジオ「NHK-FMサウンドストリート」では、松任谷正隆、坂本龍一、山下達郎、佐野元春、甲斐よしひろなどを起用し、民放各社含め、視聴率No. 1をうちたてる。
「みんなのうた」では「山口さんちのツトムくん」(1976)や「コンピューターおばあちゃん」(1981)を送り出し、また、国際連合によるテーマ曲として、YMO「以心電信」(1983)を制作。
その他にも細野晴臣「作曲講座」松本隆「作詞講座」など、松任谷正隆、坂本龍一、大瀧詠一「笛吹銅次ショー」「日本ポップ伝」「アメリカン・ポップス伝」WOWWOW「The Recording」、NHK-BS1「細野晴臣イエローマジックショー」(2001年)等、常に新しい音楽番組の制作現場に関わる。
メインMC
Main MC
広瀬いづみ(Izumi)
長崎県諫早市出身のフルート、篠笛奏者。日本の伝統文化や伝統工芸の世界にも力をいれ、神楽を初め水墨画のスカーフをパリコレで発表するなど
和を取り入れた着物リメイクの自作の衣装、自作の篠笛などを制作、オリジナル曲の制作など全ての分野において独自の世界観を持つ。
そして、恵まれない環境下の子供達のいる施設などに、娘Liliaの絵本を寄付する活動などにも親子で力を入れ、現在は絵本作家&Flute奏者の娘と共に世界に向けたCD、絵本制作なども行なっている。どんな状況のどんな人にもアートや音楽で感動を届けたい。という思いで活動中。

AiSA(UNCOOL)
アジアを中心とした音楽活動を展開している音楽ユニット「UNCOOL」のボーカルを担当。メンバーはボーカルのAiSAと、コンポーザーのTERUMの2名ユニット。SOUND STREET LIVEのテーマ楽曲『私が歌う理由』を楽曲化するプロジェクトから誕生しました。「新しい過去・懐かしい未来」を体現するグローバルアーティストとして、枠に囚われない音楽の進化を追求しています。






