AiSAの広島記

はじめに
a quick trip to Hiroshima
2025年8月3日、原田真二さん主催のWORLD PEACE CONCERTへ参加するため、UNCOOLのAiSAが単独で広島へ向かう。AiSAは広島で何を感じ、何を想ったのか。そんな広島記。
こんにちは! UNCOOLのAISAです。
最近は本当に暑い日々が続いてますが、みなさん元気に過ごしてますか?
私は先月、日帰りで広島へ行ってきました。
今回はその旅での出来事や感じたことを、振り返ってみたいと思います。
東京を出発
Departing from Tokyo
広島入り、前日の夜。
今回の移動手段は夜行バスだったので、約12時間かけて広島へ向かいました。
バスの中ではほとんど寝ていたため、長時間の移動もあまり苦ではありませんでした。
はじめて行く「広島」 という場所にとてもドキドキしていました。
8月3日 広島に到着
August 3: Arrived in Hiroshima
広島では、まず路面電車に乗って移動をしました。

実は電車を降りた後に知ったのですが、なんと、私が乗った電車は広島駅前大橋ルートというもの で、8月3日当日に開業したばかりの路線でした。
記念すべき日ということを知らずに乗ってしまったので後悔の気持ちもありますが、こういう出来事 も旅ならではなのだと感じました。
原爆ドーム、そして平和記念資料館
The Atomic Bomb Dome and the Peace Memorial Museum
路面電車に乗り、一番最初に見たのは原爆ドーム。


写真や映像で見ていた姿とはまた違った印象で、実際に目の前に立つと心に迫るものがありました。
公園の中を歩いて、平和記念資料館へ。
平和記念資料館は小学生の頃から、一度行ってみたいと思っていた場所でした。
展示を見ながらたくさんのことを考えました。
80年前、この場所にはたくさんの人の生活があり、それが一瞬にして奪われてしまったこと。
こんなことはもう2度と起こってはいけないのだと、改めて強く想いました。
資料館の中で一番印象に残ったことは、展示を見終えた後に置いてあった対話ノート。
そこには日本語や英語だけでなく、様々な言語でたくさんのメッセージが書かれていました。
「NO WAR」 「NEVER AGAIN」 すべて平和を願う言葉でした。
ノートにたくさんの言葉が書いてあったように、みんな願っていることは同じはずです。
UNCOOLはその想いを「平和のうた」を通してたくさんの国や世代に伝えていきたいです。
対話ノートにはUNCOOLのAISAとしての想いを書いてきました。


ワールドピースコンサート
WORLD PEACE CONCERT
実は今回、広島へ来ることになったのはこのイベントがきっかけでした。


原田真二さんが主催されている「WORLD PEACE CONCERT」。
最高気温は約37℃ととても暑い中、イベントは3時間にわたって行われました。
原田真二さんとは4月7日に開催されたサウンドストリートライブではじめて共演をさせて頂きました。そのライブのMCで「平和を願うだけでなく、戦争を止めるためにみんなで行動を起こしていくべきだ!」という原田さんの言葉に感銘を受け、UNCOOLでも 「平和のうた」を制作しました。
今回はアーティスト、そしてメッセンジャーとして、とてもリスペクトしている原田真二さんから直 接のお声がけで歌わせていただけることになりました。
こんなにも嬉しく、貴重な機会をくださったことに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
原爆ドームの前で「ひろしまから始めよう (Hiroshima is Place to Start)」 を一緒に歌いました(2:35:00〜)。
https://youtu.be/5Xkmw-Fda8M?si=UbaMzpvd5-ChR4Bu&t=9300
原田真二さんと一緒に、平和を訴える行動ができたことを誇りに思います。そして、Shine Choirさん、NHK広島児童合唱団さん、エディさん、佐々木リョウさんにも感謝をしています。
会場がひとつになって一緒に歌えたことは、音楽の持つ『繋がる』という力の温かさを感じられた素 晴らしい時間でした。
UNCOOLに声をかけてくださった原田真二さん、会場で出会ったすべての皆様。
本当にありがとうございました!

終わりに
Last message
原田真二さんに「広島でおすすめのものは?」と聞いたところ、「お好み焼きをぜひ食べて帰ってください!」と言ってくださったので、最後に広島駅で食べてから帰ることに。
今回は海鮮入りをいただいたのですが、ぷりぷりの食感がたまらなく美味しく、まさに旅の締めくく りにぴったりでした。

広島の街は、歴史を学び心を動かされる場面と、温かい出会いが共存するとても魅力的な場所でした。今回の旅で得た気持ちを、これからの日々も大切にしていきたいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
